医院の方針
2023年8月4日

僕は「スタンダードなケースをハイクオリティに仕上げる」ことをモットーにしていて、これからも実直に貫いていきたいと思っています。例えば、海外研修や勉強会などに参加していると、新しい治療法や先進の技術に出合います。学んでみるととても素晴らしくて、実際の診療に活用できることは可能な範囲で取り入れています。ただし、難易度が高い治療法を積極的に取り入れようとは思っていません。難易度が高い治療法は注目されることがありますが、確立されて間もない技術は相応のリスクが潜んでいる可能性がありますし、歯科医師の自己満足で終わってしまう可能性もあります。僕はそういう考え方はしたくないので、地味かもしれませんが難しいことに積極的に挑戦するのではなく、誰でもできる治療法を誰にも負けないくらいに完璧に仕上げられるよう、これからも追及していきたいと思っています。
医院スタッフ
2023年5月26日

医院スタッフの人数が足りないと病気や急用で休んだ時にスタッフの負担が大きくなるので、余裕を持たせた人数を採用しています。また、チームワークを強化するため、治療の前と後に毎日ミーティングをしたり、それとは別に週1回のミーティングを実施して、その週にあった出来事や課題について話し合ったりしています。
スウェーデン型の予防歯科3
2023年5月21日

スウェーデンは予防が中心なので、歯周病にならないように、どうやって予防しましょうという話になります。海外研修ではどちらの方法についても学び、治療では双方のいいところを取り入れています。その上で、僕は予防に力を入れたほうが患者さんのためになると思っているので、スウェーデン型予防歯科に力を入れています。
アメリカ型の歯周病治療
2023年5月20日

歯周病でもアメリカ系とスウェーデン系があって、国によって治療に対する考え方が大きく違います。アメリカは治療が中心なので、歯周病になったら病院に行って、悪いところをどうやって治しましょうという話になります。さらに、中途半端な治療をして症状が悪化すると訴えられてしまうので、悪い歯は積極的に抜くという傾向もあります。
スウェーデン型の予防歯科2
2023年5月19日
ご存知かもしれませんが、スウェーデンは国家が中心になって予防に取り組んでいます。社会保険制度も予防中心の仕組みになっていて、虫歯予防には社会保険が適用されますが、虫歯治療では社会保険が使えないケースがあります。そのため、どのご家庭でも小さい頃から虫歯や歯周病の予防に力を入れています。日本とは社会保険制度が違いますが、日本の患者さんもなるべく自分の歯を残したいという考え方が強いので、スウェーデン型の予防歯科が合っていると思い、積極的に取り組んでいます。
スウェーデン型の予防歯科
2023年5月17日

スウェーデン型の予防歯科とは、定期的に歯科検診を受けてもらい、歯石を取ったり、歯のクリーニングをしたりして、虫歯の治療をしなくてもいいようにするのがスウェーデン型の予防歯科です。特に変わったことをしているわけではありませんが、虫歯や歯周病の予防に大きな効果が期待できます。そうすることで、今後の治療を避けることが可能になります。
医院のポリシー
2023年5月16日

患者さんの年齢層は18歳くらいから、80代の方でしょうか。最も多いのは40代の女性で、年齢だけでみると30代から50代の患者さんが中心です。クリニックにはいろいろな診療スタイルがあって、例えば、お子さんやご両親、さらにおじいちゃんおばあちゃんまで、ご家族全員を診るというスタイルがありますが、それだと大人の患者さんはくつろいで治療を受けられないのではないかと思うのです。そこで、うちのクリニックは18歳以上の患者さんをメイン層にして、快適な環境で治療を受けていただけるように配慮しています。また、診療は完全予約制にして、時間にも余裕を持たせているので、待ち時間や終了時間を気にせず治療を受けていただけると思います。
SJCD3
2023年5月15日
矯正治療では明石の下間一洋先生からいろいろと学ばせてもらいました。ホームページでは「やっと巡り合えた矯正の師」として紹介させてもらっています。それまでにも歯の動かし方などをいろいろと学んできましたが、形がおかしかったり、欠けていたりする歯を動かした時、噛み合わせがどうなるのだろうかなど、たくさんの疑問が解決できていませんでした。しかし、下間先生は矯正だけでなく噛み合わせについても理解されている方だったので、それまでモヤモヤしていた疑問を先生にぶつけたところ、全てにおいて的確に教えていただきました。矯正から歯科診療まで、歯の治療全体を学ばせてもらったその一人目の先生です。
SJCD2
2023年5月14日

2001年にハワイで開催されたSJCDの勉強会で、世界的にも有名な審美歯科医師のP.マニエ氏と出会いました。審美歯科は以前からあったのですが、例えばセラミックの特徴だとか、そういうものをデータ化して、学術的にいろいろと広めたのはP.マニエ氏が初めてだったのではないでしょうか。彼から学んだことは、現在の診療でとても役立っています。Bio mimetic approachといった手法です。
SJCD
2023年5月13日

卒業して初めて勤務したクリニックの歯科医師の紹介でとある勉強会に入ったのですが、そのグループはとても勉強熱心で、僕も彼らと一緒に海外でいろいろと勉強してきました。その勉強会ができた当時のメンバーは20名くらいでしたが、僕が入った時には100名くらいになっていて、今では2,000名を超えています。その勉強会は海外研修をよく実施するので、その機会を利用して今でも積極的に参加しています。海外ではいろいろな歯科医師と出会えるので、とてもいい勉強になります。