TCH 舌癖 MFT
2024年3月8日
TCH 舌癖 MFTとは
TCHとは、歯の接触癖のことを言います。通常、食事以外では歯の接触はありません。
ただ、
・パソコンに集中している時
・調理(千切りなど)に集中している時
・シリアスなシーンのテレビに集中している時
・ゲームに夢中になっている時
・下を向いてケータイでメールを打っている時
・何かでイライラしている時
・考え込んでいる時に
食いしばっていたり、歯が接触していたりすることがあります。
普段から唇は閉じても奥歯は強く食いしばらず、歯と歯を接触させないで顎をリラックスして下さい。
日常の動作で、気が付かずに食いしばっていることがあります。
歯を接触させるだけでも歯・筋肉・舌などの組織は疲労します。
例えば、パソコンモニターや携帯に集中している時、仕事に集中している時、
何気ない時でも食いしばっていたりします。
また、精神的なストレスは食いしばりを増長させると言われています。
日中の食いしばり対策は、まず自分で気づくこと(認知すること)です。
時々意識して食いしばっていないか確認してみて下さい。
もし気づいたら、アゴの力を抜いて、上下の歯を離して下さい。
ついでに肩の力も抜いてストレッチして下さい。
睡眠中の食いしばりや歯軋りは起きている時(意識下)の最大約6倍の力で食いしばるという研究結果があります。
それも、精神的ストレスにより増長することが確認されています。
寝る前には深刻な考え事はやめ、アゴの筋肉をリラックスさせ、熟睡した質の良い睡眠を心がけて下さい。
常に日頃から、『食べる・飲み込む・話す』意外は歯を合わせない!!!
アゴをリラックスさせて過ごしましょう。
TCHと舌癖のチェック
あてはまるものは?
1.口をポカーンと開けているときがありますか。
いつも ときどき いいえ
※それはどのような時ですか
→
2.何もしていないとき、上下の歯が当たっているときがありますか?
いつも ときどき いいえ
※それはどのような時ですか
→
3.舌はいつもどの位置にありますか。
◇上あごについている
◇前に出ていて、くちびるにふれている
◇上と下の歯の間にある
◇下の歯の裏側にある
◇その他
4.どのような食べ方をしていますか。該当するものに丸を付けてください。
◇口を開けている ( ) ◇あまりよくかんでいない ( )
◇食べこぼしが多い ( ) ◇硬い食べ物が嫌い ( )
◇食べ方が早い ( ) ◇食べ方がおそい ( )
◇一度にたくさんほお ◇下を前に出して食べ物を
ばって食べる ( ) むかえにいく ( )
◇食事中、水分(お茶、水、牛乳など)を多くとる。 ( )
5.その他、日常の様子で気になることはありますか。
舌癖改善トレーニングについて
1、スポットポジション <舌の先をいつも置いておく位置を覚える>
舌の先を置いておく位置
スティックをスポットに当てる。
次に舌の先をスポットに当てる。
2、ポッピング <舌を持ち上げる力を強くする>
舌全体を上あごに吸い上げ、『ポン』と音を出す。
舌の先はスポットポジションにつけ、丸めないこと
3、ポスチャー
舌の先をスポットにつけ、ストローを5分間噛んでいる。
唇は閉じておくこと