マイハイジ二ストをもとう
2024年2月29日
マイハイジ二ストをもとう
マイ・ハイジニストをもとう
むし歯の1本もない人たちがたくさん受診する歯科医院があります。
健康を維持するために数ヶ月に一度、歯医者に通うのです。
世界でもっとも進んでいるスウェーデンのヴァルムラント州では20歳未満のほぼ全員、
成人は比較的高額の費用がかかるにもかかわらず90~95%の人が定期的な管理を受けています。
日本では、健康管理のために歯科医院を定期的に利用している人は、まだわずかです。
それもいったん歯を悪くして時間とお金をかけた人が、健康管理の大切さに気づいて通っているのが実状です。
悪くもないのに歯医者に通う。これは一見、不必要で面倒なことのようですが、その価値を知りその気持ちよさを経験した人にとっては、
まるで美容院で髪をセットするような習慣になっているのです。
医療を受ける人は、からだの具合がよくなることを望んでいるのですが、医療の専門家たちは、どれだけたくさん処置をしたか、
どんな処置をしたかに関心を寄せてきました。
しかし、医療の考え方が大きく変わってきており、慢性の自然に治らない病気では、悪くなってから治療をすれば、長引く・お金がかかる・障害が残るなど、いいことは一つもありません。
私たちは、ひとりでも多くの人が、医療の利用の仕方を変えることを願っています。
治療をするためではなく、健康を守るためのかかり方への転換です。
歯科で主に健康を守る義務を専門にしているのは、歯科医院の歯科衛生士(デンタル・ハイジニスト)です。
新しい歯科の利用の仕方は、ひとことで言えば自分の担当のハイジニストをもつことから始まります。
「マイ・ハイジニスト」これが世界一のお口の健康を得るための合い言葉です。
さぁ!ようやくすべての治療が終わりました。
“これで終わり!もう歯医者なんて行かなくてすむ!”
な~んて思っていませんか?
「ムシ歯になって」、「痛くなって」からではもう遅いのです。
そうなる前に定期的なメインテナンスが必要です!
理由として...
- 普段のブラッシングには限界があります。
- 治療を終えてキレイになったお口の中も、2ヶ月経つと細菌がもとの様に巣を作ってしまいます。
- 悪くなってからの治療になると、また一からのやり直しになってしまい、費用も時間も無駄になってしまいます。
さらに!
当院で推奨するのは、〝120%予防メインテナンス=プロケア″です!
プロケアは1~3ヶ月に一回のメインテナンスで、
正しいセルフケアの確認・プロの手によるプロフェッショナルケアにより、「より健康なお口の中に」を実現するものです。
ただクリーニングするだけでなく、異常がないかの診査を行い、
プロの手によるプロフェッショナルケアを行うことがメインテナンスです。
悪くなってから治療するのではなく、
治療後の状態を維持し続ける事!! それが”120%予防メインテナンス”です。
メインテナンスの間隔って一体どのくらいなの?? 個人差はありますが、1~3ヶ月に一回、
長くても半年に一回は必ず必要です!
大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F
かわさと歯科・矯正歯科
日本歯周病学会専門医・指導医
院長 川里 邦夫