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裏側ワイヤー矯正とは?表側との違いと向いている人を解説

2026年1月20日

 

裏側ワイヤー矯正とは?基本を知る

歯並びを整えたいけれど、矯正装置が目立つのは避けたい・・・そんな悩みをお持ちの方は少なくありません。

裏側ワイヤー矯正は、歯の裏側(舌側)にブラケットとワイヤーを装着する矯正方法です。「リンガル矯正」や「舌側矯正」とも呼ばれ、1980年頃に開発されて以来、日本でも2000年頃から一般的な治療方法として選ばれるようになりました。

最大の特徴は、矯正装置が外から見えないこと。

表側矯正では歯の表面にブラケットとワイヤーを装着するため、矯正治療をしていることが一目でわかってしまいます。一方、裏側矯正では装置が歯の裏側にあるため、外からはほとんど見えません。接客業やモデルなど、人前に出る職業の方にとって非常に魅力的な選択肢となっています。

裏側矯正は、表側矯正と同じくワイヤーとブラケットを使用して歯を動かす仕組みです。ただし、装置の取り付け位置が異なることで、いくつかの特徴的な違いが生まれます。

表側矯正と裏側矯正の違いを比較

見た目の違い

表側矯正と裏側矯正の最も大きな違いは、やはり見た目です。

表側矯正では、金属のブラケットとワイヤーが歯の表面に取り付けられるため、装置が目立ちます。最近では目立ちにくい白色のブラケットやセラミック製のブラケットも登場していますが、それでも矯正治療中であることは周囲に伝わるでしょう。

裏側矯正では、装置が歯の裏側にあるため、外見上ではほとんど分かりません。審美性を重視する方、職業上の理由で装置を見せたくない方に選ばれています。歯並びが改善されていく過程を、装置を気にせず実感できるのも大きなメリットです。

矯正力と治療効果の違い

裏側矯正は表側矯正に比べて、隣り合う歯と歯をむすぶワイヤーの距離が短いです。その分、より強い矯正力が働くとされています。

特に、歯が前方へ突出した歯並び(出っ歯や受け口)を矯正して、口元を引っ込める治療に向いているとされています。内側にワイヤーを通すため、歯を後方に動かす力が効率的に働くのです。

ただし、矯正力が強いということは、表側矯正よりも痛みを覚える人も多いという側面もあります。

治療期間と通院頻度

治療期間は個人の症状によって異なりますが、一般的な目安は以下の通りです。

  • 表側矯正:1〜3年
  • 裏側矯正:1年半〜3年

以前は裏側矯正の方が治療期間が長くなる傾向がありましたが、近年では装置や技術の進歩により、表側矯正とほとんど差がなくなってきています。

通院頻度は両者とも一般的には3〜6週間に1度程度ですが、裏側矯正の方がやや頻繁になる傾向があります。これは、裏側矯正の調整が技術的に難しいためです。

ワイヤー矯正は目立たない?見た目が気になる方が知っておきたいポイント

ワイヤー矯正は本当に目立つのか、装置の種類や工夫によって見た目をどこまで抑えられるのかを解説します。見た目が気になって矯正を迷っている方に役立つ内容です。


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裏側ワイヤー矯正のメリット

装置が目立たず、周囲に気づかれにくい

裏側矯正の最大のメリットは、他人から矯正装置が見えることがほとんどないことです。

矯正治療中だと気付かれることがほとんどなく、見た目が気になる方に多く選ばれています。特に、接客業や営業職、モデルやタレントなど、人前に出る機会が多い職業の方にとって、大きなメリットとなります。

また、歯並びが改善されていく過程を、装置を気にせず早く実感できるのも魅力です。表側矯正の場合、歯並びが良くなっても装置が付いているため周囲には伝わりにくいですが、裏側矯正では装置が見えないので、歯並びがキレイになったメリットを早く実感できます。

虫歯になりにくい

裏側矯正では、歯の裏側に常に唾液が循環しています。

唾液には静菌作用や殺菌作用があり、虫歯をつくる細菌の増殖を抑える働きがあります。そのため、歯の裏側に装置を付けた方が虫歯になりにくいとされています。

表側矯正では、歯に矯正装置を付けると、装着部分がうまく歯磨きができずに虫歯になることがあります。裏側矯正でも歯磨きを徹底することは重要ですが、唾液の自浄作用により、表側矯正よりも虫歯リスクが低いのです。

舌癖の矯正にもなる

出っ歯や開咬(前歯が咬まない状態)の方の多くは、常に舌で前歯を押している癖があります。

裏側矯正では裏側に装置が付いているので、舌で歯を押すことの防止となります。つまり矯正装置自体が舌癖防止装置の役割も果たすことになり、矯正治療中に舌癖も矯正され、装置を外した後の後戻りのリスクが減ります。

口を閉じてリラックスした状態の時には、舌は上の歯の付け根から奥に下がったスポットといわれる位置にあるのが正常です。裏側矯正の装置が、このスポットの意識づけにもなるのです。

食事も周りを気にせず楽しめる

矯正装置が表側についている場合は、外食など他の人と一緒に食事をするとき、どうしても装置の間に食べかすが挟まってしまい変に見えていないか気になってしまいます。

裏側矯正では装置が歯の裏側についていますからその心配がいりません。人前での食事も、周囲の視線を気にせず楽しむことができます。

裏側ワイヤー矯正のデメリット

装着時の違和感と発音への影響

裏側矯正では、ワイヤーとブラケットを歯の裏側に装着するため、常に舌が装置に触れている状態になります。

特に、治療の初期段階では、舌が装置に擦れて痛みや違和感が発生することがあります。違和感は時間が経つにつれて慣れる傾向にありますが、完全に慣れるまでには数週間から数カ月かかることもあります。

また、舌を歯の裏側にあてて発音する言葉は、裏側に装着してある装置が邪魔になって若干不明瞭になることがあります。日本語では、サ行、タ行、ラ行の言葉に影響が出やすいです。これも装置を装着してから1〜2か月ぐらいで慣れてきて、普段どおりの発音で話ができるようになってきます。

歯磨きの難しさ

歯の裏側は凸凹していることと自分では見えにくいため、普通の状態でも表側より歯磨きが難しくなります。

矯正装置を付けているので、当初歯が磨きにくいと感じる場合もあります。磨きの残しのないようにていねいに歯磨きをして、虫歯にならないようにすることが必要です。

当院では治療中に患者さんがむし歯にならないよう、歯磨き指導にも全力で取り組んでいます。

費用が高額になる

裏側矯正は表側矯正に比べて、費用が高額になる傾向があります。

これは、装置をオーダーメイドで作製する必要があることや、歯科医の高い技術が求められることなどが費用に反映されているためです。歯の裏側は、表側よりも凸凹が大きく面積が狭いという違いがあります。そのため、裏側矯正では複雑な歯の裏側一本一本に合わせて微調整を加え、矯正装置を作る必要があります。

つまり、裏側矯正は表側矯正よりも高い技術と豊富な経験を要するのです。そのため、表側矯正よりも通院時の矯正装置の調整に多くの時間がかかることもあります。

裏側矯正の費用と治療期間

費用の目安

裏側矯正の費用相場は、80万円〜150万円程です。

お口の状態によって異なりますが、多くの医院で表側矯正よりも高めに設定されています。表側矯正の費用相場は50万円〜100万円程ですので、裏側矯正は約30万円〜50万円程度高額になる傾向があります。

また、矯正治療にかかる費用は、医院によって通院のたびに調整料や診察料が必要なケースもあります。その場合は、治療が長引くと費用の負担が大きくなります。

「トータルフィーシステム(総額固定料金制)」を採用している医院であれば、治療が長引いても費用が変わらず安心していただけます。

治療期間の目安

表側矯正と裏側矯正の治療にかかる期間には、ほとんど違いはありません。

以前は、裏側矯正の方が治療期間が長くなる傾向がありましたが、近年では装置や技術の進歩により、表側矯正とほとんど差がなくなってきています。一般的な目安として、どちらも2年程度の治療期間を要します。

ただし、歯並びの状態や治療計画によって個人差があります。また、治療期間と同程度の保定期間を要することも覚えておく必要があります。

裏側矯正に向いている人・向いていない人

裏側矯正に向いている人

裏側矯正は、以下のような方に適しています。

  • 接客業やモデルなど、人前に出る職業の方
  • 矯正装置が目立つことに抵抗がある方
  • 出っ歯や受け口など、前歯を引っ込める治療が必要な方
  • 舌で歯を押す癖がある方
  • スポーツや楽器の演奏をする方

特に、審美性を重視する方にとって、裏側矯正は最適な選択肢となります。矯正治療中であることを周囲に気づかれずに、歯並びを整えることができます。

また、裏側矯正は前歯を引っ込める治療が得意です。内側にワイヤーを通すため、歯を後方に動かす力が効率的に働くのです。出っ歯や受け口でお悩みの方には、特に適した治療方法といえます。

裏側矯正が難しい症例

一方で、裏側矯正が難しい、または向いていない場合もあります。

  • 歯の裏側のスペースが極端に狭い方
  • 舌の違和感に敏感で、装置に慣れることが難しい方
  • 費用を抑えたい方
  • 発音を重視する職業の方(アナウンサーなど)

歯の裏側は凸凹が大きく面積が狭いため、極端にスペースが狭い場合は装置の装着が難しいことがあります。また、舌の違和感に耐えられない方もいます。

発音を重視する職業の方は、治療初期の発音への影響を考慮する必要があります。ただし、意識的に発音の練習をすれば、1〜2か月で慣れることが多いです。

かわさと歯科・矯正歯科の矯正治療

かわさと歯科・矯正歯科は、大阪府大阪市北区、北新地駅すぐの立地にある総合歯科医院です。

歯並びと噛み合わせを重視した歯科矯正治療に力を入れており、ワイヤー矯正(表側・裏側)とマウスピース矯正の両方に対応しています。マウスピース矯正はインビザラインのみを採用し、治療前には3Dシミュレーション(iTero)で歯並びの変化を事前に確認できる体制を整えています。

単に歯を並べるだけでなく、噛み合わせや横顔のバランス(Eライン)まで考慮した矯正計画を重視している点も特徴です。必要に応じてワイヤー矯正とインビザラインを組み合わせるハイブリッド矯正にも対応し、症例に応じた柔軟な治療提案を行っています。

総合歯科医院として、矯正治療前後に必要となる虫歯・歯周病治療、抜歯、補綴治療まで院内で完結できる体制を整えているため、治療の流れが分断されにくい点も安心材料の一つです。精密検査にはCTや咬合診断機器を活用し、お口全体を診たうえでの矯正治療を心がけています。

さらに、忙しい方に配慮した短期集中治療や、歯科治療に不安のある方への静脈内鎮静法による睡眠無痛治療にも対応しています。患者一人ひとりの状況や価値観を尊重しながら、長期的な安定を目指した矯正治療を提供しています。

こんな方におすすめです

  • 矯正方法をひとつに決めきれず迷っている方
  • 目立ちにくさも、仕上がりも両方大切にしたい方
  • マウスピースで本当に動くのか不安がある方
  • 期間や通い方も含めて、現実的なプランで進めたい方
  • 後戻りや前歯だけなど、部分的な悩みも相談したい方

矯正は「装置をつければ終わり」ではなく、診断と計画で結果が変わります。かわさと歯科・矯正歯科は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正両方の選択肢があるからこそ、あなたに合う方法を比較しながら決められる矯正相談先です。

まとめ

裏側ワイヤー矯正は、歯の裏側に装置を装着することで、矯正治療中であることを周囲に気づかれにくい治療方法です。

接客業やモデルなど、人前に出る職業の方に最適な矯正方法であり、審美性を重視する方に多く選ばれています。また、前歯を引っ込める治療が得意で、出っ歯や受け口でお悩みの方にも適しています。

一方で、装着時の違和感や発音への影響、費用が高額になるなどのデメリットもあります。治療を検討する際は、これらのメリット・デメリットを十分に理解し、ご自身のライフスタイルや優先順位に合わせて選択することが大切です。

かわさと歯科・矯正歯科では、裏側矯正だけでなく、表側矯正やマウスピース矯正など、複数の選択肢をご用意しています。あなたの歯並び・生活スタイル・希望に合わせて、最適な治療方法を提案させていただきます。

矯正治療をお考えの方は、ぜひ一度ご相談ください。3Dシミュレーションで治療後のイメージを確認しながら、納得のいく治療計画を一緒に立てていきましょう。

 

著者情報

かわさと歯科・矯正歯科 院長 川里 邦夫

 

資格・所属学会・団体

日本歯周病学会専門医・指導医

顎咬合学会認定医・指導医

SJCD(日本臨床歯科学会)認定医

歯科審美学会認定医

矯正歯科学会

口腔インプラント学会専門医・指導医

補綴歯科学会

臨床歯周病学会認定医・歯周インプラント認定医

接着歯学会

OJ正会員・フェローシップメンバー

AO(アメリカインプラント学会)

AAP(アメリカ歯周病学会)

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