舌苔細菌カウンター
2026年8月16日
舌苔細菌カウンター
舌苔の付着検査
舌苔
一般的な口臭の約6割は、舌の表面に付着する白や黄色の苔状の汚れ「舌苔(ぜったい)」が原因で発生します。舌苔は細菌や食べカス、はがれた粘膜が溜まったもので、細菌がタンパク質を分解するときに強いにおい成分(揮発性硫黄化合物)を作り出します。
舌苔(ぜったい)の口臭は、主に卵が腐ったような臭い、生臭さ、またはドブや排水溝のような臭いがします。これは細菌がタンパク質を分解して揮発性硫黄化合物(硫化水素など)を出すためです。
そのため、舌苔の付着程度もしくは舌背上の微生物を測定し、その量を評価します。
舌苔ができる主な原因
- お口の乾燥:唾液が減ると自浄作用が弱まり、細菌や汚れが固まりやすくなる
- 口呼吸:息によって舌の表面が乾き、汚れが厚くなりやすい
- 体調不良や免疫力の低下:胃腸の不調や発熱時などに増えやすくなる
- 不十分なケアや偏った食事:よく噛まない食事や、歯みがきだけの習慣
正しい舌のケア方法
- 専用の舌ブラシを使う:硬い歯ブラシではなく、専用のソフトな舌クリーナーを使う
- 1日1回までにする:何度もこすると粘膜や味蕾(みらい)を傷つけて逆効果になる
- 奥から手前へ優しく動かす:力を入れず、なでるように軽く動かす。奥まで入れすぎない
- 一度で全部取ろうとしない:数日かけて少しずつ綺麗にする意識が大切
注意点と受診の目安
- 強く磨きすぎると出血や痛みを招き、かえって口臭を悪化させます。
- こすっても取れない白い斑点や、ヒリヒリとした痛み、赤いただれがある場合は、舌苔ではなく「口腔カンジダ症」などの病気の可能性があります。ケアをしても口臭や汚れが治まらないときは、歯科医院への相談がおすすめです。
舌苔のチェック方法
- チェック:スプーンなどで舌の表面を軽くこすり、その匂いを嗅ぐと確認できます
Panasonic 口腔細菌カウンター
口腔衛生状態・口腔バイオフィルムに対して口腔内の細菌定量検査を1分で簡単にできます。
口腔細菌カウンターはDEPIM法を用い細菌数を定量的に計測します。
DEPIM法とは、誘電泳動で液体中の細菌を電極に捕集させ、インピーダンスの変化を計測して液体1mL中の細菌濃度に換算し、定用的に細菌数を計測できる測定方法です。

舌苔
舌の表面を擦過し採取されたものを検体として測定します。

舌苔
測定結果は7段階フェイスマーク表示と測定数値のダブルで表示します。

舌苔
費用 1回 2000円(税別)

舌苔
舌苔を適切に取ることで、口臭は改善する可能性は高いです。
特に、舌苔が口臭の主な原因になっている場合は効果が期待できます。
厚生労働省も、舌苔の除去を口臭予防の有効な方法としています。
ただし、ポイントがあります。
- 舌苔=口臭の原因物質を作る細菌がたまりやすい場所なので、除去すると口臭が弱くなることがあります。
- ただし、口臭の原因が歯周病・虫歯・口の乾燥などにもある場合、舌苔を取るだけでは完全には改善しません。口臭の多くは口腔内に由来します。
- 強くゴシゴシこするのは逆効果です。舌の粘膜を傷つける可能性があります。厚労省は、舌ブラシを軽く当てて手前に引き、基本的には起床時の1日1回で十分としています。
効果を実感しやすい方法
朝、歯磨きの前後に舌ブラシで舌の奥から手前へ、軽く数回。
「舌苔を全部なくそう」とする必要はありません。

舌苔
大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F
かわさと歯科・矯正歯科
院長 川里 邦夫
日本歯周病学会専門医・指導医
日本顎咬合学会認定医・指導医
