歯周病のよくある質問 FAQ
2026年4月12日
歯周病のよくある質問 FAQ
Q1 歯周病治療はした方がいいのでしょうか? 自然治癒はありますか?
A 自然治癒はありません。病気になってから治療するより、病気を予防することが常に最良の治療方法です。
万が一、病気になってしまったら、早く治療すればするほど、より良い結果をもたらします。
歯肉炎の場合は100%の治癒が可能です。
Q2 歯肉が腫れているのですが、どんな治療が必要ですか?
A 現在のお口の状態を知るために、まず検査を行います。
その結果に基づいて、診査・診断を行い、患者さんに合わせた治療計画に沿って、治療をさせていただきます。
Q3 検査の費用はどのくらいかかりますか?
A 症状にもよります。検査には保険のきかないものもあります。
保険外の場合、1万3千円です。
Q4 検査の内容にはどんなものがありますか?
A 口腔内の検査;虫歯・歯周病検査
口腔内の写真及びレントゲンの撮影
歯周病細菌検査・唾液検査
歯型の採得などを行い、お口全体を診査します。

Q4 レントゲン写真はどうしても必要ですか?
A はい。現在のお口の状態を知るためには、レントゲン写真はやはり必要です。
虫歯や歯周病などの進行状態や感染の程度は、肉眼で見ただけでは正確にはわかりません。
レントゲンをとることで、虫歯の進行や歯の根の形など詳しい情報がわかり、
治療を行う上で大きな手助けとなります。
Q5 レントゲン写真をとることに抵抗感があるのですが?
A 撮影時に照射されるレントゲンの量はごく微量ですので、心配はありません。
例えば、私たちは日常、自然界から自然放射をあびています。
歯科治療で行う量は、自然界の1年間の被爆線総量のおよそ百分の1程度に過ぎません。
Q6 歯がぐらぐらしています。治りますか?
A はい。程度にもよりますが、治療をすればある程度改善されます。
まずは検査をして、現状がどの程度なのかを把握することが大切です。
Q7 歯周治療の前に正確な診査診断は不可欠ですか?
A はい。お爺さんが朝起きてきて「胸が痛い」といっていきなり結核の薬を出す医者はいません。
診査診断をして、例えば夜お爺さんが階段から落ちて打撲による胸の痛みであれば、湿布をするでしょうし、
あるいは検査によって結核菌が検出されれば結核菌に効く抗生物質を投与するわけです。
治療にあたっては正確な診査診断が必要です。

歯周病検査
Q8 歯周病治療は簡単ですか?
A 治療ですが、これは至って明瞭簡単です。歯周病は歯に付着した細菌の塊(デンタルプラーク:歯垢)によって引き
起こされた病気ですから、その原因であるプラークを歯面から除去してやればいいわけです。
ところがいったん歯と歯茎の間から根に沿って歯を支える組織(歯周組織)に感染及んだ状態、歯周組織炎(いわゆ
る歯槽膿漏)に至っては歯ブラシだけで治りません。

歯石除去
Q9 歯周病は感染症なのになぜ抗生物質があまり有効でないのですか?
A 歯周病は歯牙に付着した細菌により引き起こされる病気ですから、薬剤によって除去するという方法、
つまり抗生物質によって細菌を殺すという方法も考えられるわけです。
一旦歯周病に罹患し、歯周組織炎に至ると歯と歯茎の間にポケットのような状態(歯周ポケット)ができあがり、
この中には多種の細菌が住むことになります。ですからある特定の抗生物質を利用しても、
すべての種類の細菌を殺すことは出来ません。また歯周病は慢性化した病気です。
慢性化した状態では抗生物質はききにくいわけです。
Q10 なぜ歯周病治療に手術が必要なのですか?
A 歯周ポケットの深さが5ミリ程度まででしたら麻酔をして衛生士、あるいは歯科医師が機械的な手用器具あるいは
超音波スケーラーといったものを用いて清掃することは可能です。
つまり非外科的に歯周病を治療することは可能です。
ただし、それ以上ポケットが深くなってくると、当然手用器具はポケット底にまで達しませんので、
歯茎を開いて根を直接目で見て根面を清掃するといった専門的な手術(歯周外科)が必要になります。
Q11 治療後のメインテナンスは治療以上に大切ですか?
A はい。歯周病の予防には歯ブラシでプラークが付かない様にすることも大切ですが一度歯周病にかかって治療が終わ
った後、その再発の予防にも機械的、つまり歯ブラシで歯茎の上のプラークが歯茎の上の歯面に付かなくなるという
ことは非常に大切です。一度歯周病に罹患したということは、治療が終了して、健康な歯周組織が快復されても、再
発を防止するために、治療後のメインテナンスは必須です。
Q 12 かわさと歯科における最新の歯周治療法はなんですか?
A 歯肉炎の場合は歯面から細菌を除去することにより健康で正常な状態に戻りますが、
残念ながら一度歯周炎にかかってしまうと細菌を除去しても、失われた支持組織つまり歯槽骨やその周りの歯肉は元
通りに戻ることはありません。
スウェーデンで開発された豚のタンパク質から抽出したエムドゲインを用いることによってある特殊なケースにおい
ては失われた歯の支持組織を回復することは可能です。

エムドゲイン
Q13 かわさと歯科における最新の歯周治療法ブルーラジカルってなんですか?
A ブルーラジカルとは、抗菌力を有する過酸化水素水に青色のレーザー光を当てることで殺菌力を向上させ、
深い歯周ポケットに潜む殺菌を物理的に死滅させることを目的とした機械です。
ブルーラジカル治療は、過酸化水素水を用いて殺菌を行う装置です。そのため、失った歯周組織を再生するものでな
く、細菌による歯周組織の破壊を防止し歯周病の進行の抑制を目指しております。

ブルーラジカル
Q14 かわさと歯科における専門医による総合診療とは?
A 感染が除去されて健康な歯肉が戻ったとしても、その歯列不正、あるいは動揺、あるいは抜去された歯牙のために審
美、咀嚼に問題が残ることがあります。当医院は成人矯正専門の歯周病医でもあり、この歯列不正の問題の解決にあ
たっています。一方、歯の動揺を固定するために歯にクラウン(冠)をかぶせなければならないことが多いのです
が、このような処置においても顕微鏡下において処置をし、歯と冠の間にギャップか極力ないようにして細菌が付か
ないような修復を行っております。
Q15 歯周病で歯が抜けてしまったらどうするのですか?
A 万が一にも歯が失われて咀嚼、あるいは審美に問題が起こったとしたら現在ではインプラント(人工歯根)によって
この問題を解決することが可能です。もちろん、こういったシステムを用いた後も術後の管理が必須であることは言う
までもありません。当医院では厳格なメインテナンスのプログラムをとって、治療にあたっています。
大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F
かわさと歯科・矯正歯科
院長 川里 邦夫
日本歯周病学会専門医・指導医
