奥歯の被せ物 〜セラミック〜
2025年12月1日
臼歯部のかぶせ物 〜セラミック〜
ご存知の通り、かぶせ物の歯(さし歯)には保険内のものと保険外のものとがあります。一般的に色の違いはよく知られていますが、
機能的にも、精度的にも違いがあることはご存知でしたか?
第一大臼歯には7~8点の接触点が必要といわれています。

奥歯の被せ物
保険適用 ( 1歯3千円くらい)
- 銀色
- 咬む接触点が
保険外に比べ少ない ( 2 ~3点) - 適合精度に限界がある
100ミクロン - 製作工程 1回
・保険外(1歯 12万円)(消費税別)
- 歯に近い色
- 咬む接触点の数が多く、
きちんと咬み合わせる事ができる - 適合精度 30~40ミクロン
- 製作工程 4回

奥歯の被せ物
かぶせ物の歯(さし歯)には保険外のものにも2種類あります。
それは、作製する歯科技工士によって違いがでてくるからです。
かぶせ物をより長くもたせる為に、
1.噛ませたい場所で噛ませたい
2.溝や隆線は直線でなく、
複雑に入り組んでい曲がっている
3.顎運動(アゴの動き)にあわせて作りたい
~当たるとまずい場所で噛ませたくない~
さらに、
4.きれいに美しく作りたい
この形を誰でも作れる訳ではありません。
特に腕のいい、一流の歯科技工士にしか作れません。
歯科の世界では、そういう歯科技工士をトップセラミストと呼んでいます。
ただ、残念ながら日本には数人しかいません。
トップセラミスト西村好美 作製

トップセラミスト
奥歯は銀色でいいですか?
見た目だけでなく、機能的にも問題がでやすいのです。
現在の保険制度では、奥の歯は、銀の金属の詰め物か、レジンと呼ばれるプラスティックで詰めるルールになっています。
銀の金属は歯より硬すぎ、レジンは歯より柔らかすぎます。
そのため、経年的に歯・金属・レジンが磨り減ることによって歯との境目ができてしまいます。

セラミックの奥歯
・ 保険適応分 ~3方法あります~

セラミックの奥歯
- レジン(その場で直接作製) 境目が欠けやすい・ずれやすい
- 金属・メタルインレー 歯が欠けやすい
- レジンインレー(型を採って作製) 詰め物が欠けやすい・境目が欠けやすい
・ 保険外 ~2方法あります~ (どちらも材質は同一のセラミックス)
歯と同じ硬さのため、歯と同様に磨り減るため、境目ができません

セラミックの奥歯
- セレックシステム コンピューター上で設計・製作します。そのため技工料が発生しません。
同日の装着も可能です。ただ、咬み合わせ面の山・谷に限界があります。
1歯 ¥50,000-(消費税別) 当医院ではお勧めしません
- 技工士が作製する 型取りし、模型上で技工士が作製します。技工料が発生します。
上記より咬み合わせ面の山・谷に、さらなるきめ細かさを表現できます。
そのため、咬み合わせを限りなく作れます。
また、強度の強いセラミックを選択することもできるため、
大臼歯にも適用できます。
1歯 ¥80,000-(消費税別)
Serendipity Dentistry かわさと歯科・矯正歯科
機能審美・矯正・歯周病・インプラント・予防歯科
大阪市北区曽根崎新地1-4-20桜橋IMビル4F
JR北新地駅徒歩1分 地下鉄西梅田駅徒歩2分
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大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F
かわさと歯科・矯正歯科
日本歯周病学会専門医・指導医
院長 川里 邦夫
奥歯(大臼歯)の治療では、保険診療と自費診療でできる内容・材料・費用・耐久性などに大きな違いがあります。
分かりやすくまとめますね。
◆ 奥歯治療:保険と自費の違い
1. 保険診療でできること
✔ 主な治療内容
-
銀歯(メタルインレー・クラウン)
-
CAD/CAM冠(白い樹脂系の被せ物)※条件あり
-
レジン充填(小さなむし歯の場合)
-
歯周病治療、神経治療(根管治療)
✔ メリット
-
費用が安い
-
全国どこでも同じ基準で治療が可能
-
最低限の機能回復ができる
✔ デメリット
-
銀歯は目立つ
-
金属アレルギーの可能性
-
二次むし歯が起こりやすい
-
丈夫さ・精密さは自費より劣る
-
材料の選択肢が少ない
2. 自費診療でできること
✔ 主な治療内容
-
セラミック治療(インレー・クラウン)
-
ジルコニアクラウン
-
ゴールドインレー/クラウン
-
精密根管治療(マイクロスコープ使用など)
-
特殊な土台(ファイバーコアなど)
✔ メリット
-
見た目が自然(セラミック)
-
精度が高く、長持ちしやすい
-
二次むし歯になりにくい
-
金属アレルギーの心配がない(メタルフリー)
-
噛み合わせを細かく調整可能
✔ デメリット
-
費用が高い
-
保証内容は医院ごとに異なる
◆ 材料別の比較(奥歯)
| 材料 | 保険/自費 | 見た目 | 耐久性 | 二次むし歯のリスク | 目安の費用 |
|---|---|---|---|---|---|
| 銀歯(パラジウム合金) | 保険 | ✕ | △ | △〜▲ | 数千~1万円台 |
| CAD/CAM冠 | 保険(条件付) | ○ | △ | △ | 約8,000〜1万円台 |
| セラミック(e-max) | 自費 | ◎ | ◎ | ◎ | 6万〜12万円 |
| ジルコニア | 自費 | ○〜◎ | ◎◎ | ◎ | 8万〜15万円 |
| ゴールド(金合金) | 自費 | △(目立つ) | ◎◎ | ◎ | 6万〜15万円 |
◆ 保険か自費か、どちらを選べばいい?
【保険を選ぶのが向いている人】
-
とにかく費用を抑えたい
-
見た目は気にしない
-
再治療になってもコスト優先
【自費が向いている人】
-
歯をできるだけ長持ちさせたい
-
むし歯を再発しにくくしたい
-
金属を使いたくない(アレルギー含む)
-
奥歯でも白くしたい
◆ 迷ったときのポイント
-
長持ち・精度で比較すると → 自費が優勢
-
費用の安さで比較すると → 保険が優勢
-
奥歯の奥まで白くしたい → セラミック or ジルコニア
-
噛む力が強い → ジルコニア or ゴールド
必要であれば、
📌 治療費の相場
📌 あなたの症状に合う材料の提案
📌 セラミックとジルコニアの違い
なども詳しく説明できます。
