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インプラントとセラミックの違いとは?治療選択で迷いやすいポイント

2026年2月15日

 

歯の治療法として「インプラント」と「セラミック」という言葉を耳にしたことがある方は多いでしょう。

しかし、この2つの違いを正確に理解されている方は意外と少ないかもしれません。

「どちらも白くてきれいな歯になるのでは?」「費用や治療期間はどう違うの?」といった疑問を抱えたまま、歯科医院で説明を受けても、なかなか判断がつかないという声をよく聞きます。実は、インプラントとセラミックは治療の目的も方法も大きく異なります。

インプラントは「歯を失った部分に人工歯根を埋め込む治療」であり、セラミックは「残っている歯に詰め物や被せ物をする治療」です。つまり、歯根が残っているかどうかが、治療選択の大きな分かれ道となるのです。

本記事では、インプラントとセラミックの違いを6つのポイントで徹底比較します。見た目の美しさ、機能性、費用、治療期間、メリット・デメリット、そして適応症例まで、わかりやすく解説していきます。

インプラントとセラミックの基本的な違い

まずは、インプラントとセラミックの基本的な違いを理解しましょう。

この2つは、治療の対象となる「歯の状態」が根本的に異なります。


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インプラントとは何か

インプラントは、歯を根元から失ってしまった場合に行われる治療法です。顎の骨に人工歯根(フィクスチャー)を埋め込み、その上に支台部分(アバットメント)を取り付け、最終的に人工歯(上部構造)を装着します。

人工歯根には主にチタンが使用されており、骨と結合する性質を持っています。

インプラントの最大の特徴は、失われた歯根そのものを人工的に再建できる点にあります。そのため、天然の歯と同じようにしっかりと噛むことができ、周囲の歯に負担をかけることもありません。

セラミックとは何か

一方、セラミックは歯の詰め物や被せ物に使用される素材のことを指します。

虫歯治療や歯の欠損部分を補う際に、陶器と同じ焼き物でできたセラミック素材を使用します。詰め物を「オールセラミックインレー」、被せ物を「オールセラミッククラウン」と呼びます。

セラミック治療の前提条件は、歯根が残っていることです。残存している天然の歯を土台として、その上にセラミックの詰め物や被せ物を装着する治療法となります。

治療対象の違いが選択の鍵

インプラントとセラミックの最も大きな違いは、「歯根の有無」です。

歯根ごと失ってしまった場合はインプラント治療が選択肢となり、歯根が残っている場合はセラミック治療が適応となります。ただし、歯根が残っていても、何らかの理由で抜歯が必要になる場合は、インプラントが適していると言えます。

治療法の選択は、現在の歯の状態を正確に診断することから始まります。

 

見た目の美しさと審美性の比較

歯科治療において、機能性と同じくらい重要なのが審美性です。

特に前歯部の治療では、見た目の自然さが患者さまの満足度を大きく左右します。

インプラントの審美性

インプラント治療では、上部構造(人工歯)にセラミックを使用することが一般的です。

天然の歯とほとんど見分けがつかないほどの自然な仕上がりを実現できます。また、歯肉との境目も自然に仕上げることができ、笑ったときにも違和感がありません。

当院では、世界的に評価されている歯科技工士と連携し、色調・透明感・形態にまでこだわったセラミックを製作しています。患者さま一人ひとりの口元に合わせた自然な仕上がりを追求しています。

セラミックの審美性

セラミック治療も、非常に高い審美性を誇ります。

天然歯の色調や透明感を忠実に再現でき、経年による変色もほとんどありません。金属を使用しないため、歯肉の黒ずみや金属の透け感といった問題も起こりません。

ラミネートベニアという治療法では、歯の表面に薄いセラミックを貼り付けることで、歯の色や形を美しく整えることができます。テトラサイクリン歯の変色や前歯の隙間など、多様な悩みに対応可能です。

審美治療における当院のこだわり

当院では、見た目の美しさだけでなく「しっかり噛めること」「長期的に安定すること」まで考えた機能的な審美歯科治療を提供しています。

マイクロスコープを活用し、ミクロン単位での精密な処置を行うことで、被せ物と歯との隙間を最小限に抑えています。治療前にはワックスアップや仮歯を用いて、完成形を丁寧にすり合わせていきます。

「他院で治療したが仕上がりに納得できなかった」という相談も多く受けていますが、専門的な視点から最適な選択肢をご提案しています。

 

機能性と噛み心地の違い

審美性と並んで重要なのが、「しっかり噛める」という機能性です。

インプラントとセラミックでは、噛む力の伝わり方や安定性に違いがあります。

インプラントの機能性

インプラントは、天然の歯と同じようにしっかりと噛むことができます。

人工歯根が顎の骨に直接固定されているため、噛む力が骨に伝わり、骨の減少を軽減する効果も期待できます。入れ歯のようなズレや違和感もなく、食事を楽しむことができます。

また、ブリッジのように周囲の健康な歯を削る必要がないため、他の歯への負担もかかりません。

セラミックの機能性

セラミック治療では、自分の歯を残したまま機能を回復できます。

天然の歯根が残っているため、噛んだときの感覚も自然です。ただし、セラミックは陶器と同じ焼き物であるため、強い衝撃を受けると割れる可能性があります。

噛み合わせが強い方や歯ぎしりの癖がある方には、強度の高いジルコニアセラミックを提案したり、ナイトガードの装着をお勧めしたりすることがあります。

噛み合わせを重視した治療計画

当院では、セラミック治療やインプラント治療を行う際にも、必ず噛み合わせを含めた診査・診断を行っています。

噛み合わせのバランスが崩れたまま審美治療を行うと、違和感やセラミックの破損、顎や身体への負担といったトラブルにつながる可能性があるからです。口腔内全体を一つの単位として治療計画を立案し、長期的な安定を目指しています。

治療期間と通院回数の比較

治療期間の長さは、患者さまにとって重要な判断材料の一つです。

インプラントとセラミックでは、治療完了までの期間に大きな差があります。

インプラント治療の期間

 

インプラント治療には、下の歯で約6ヶ月、上の歯で約12ヶ月かかることが一般的です。

これは、埋め込んだ人工歯根が周囲の骨と結合するための「待機期間」が必要だからです。平均して2〜3ヶ月の待機期間があり、上あごの方が骨が柔らかいため、結合に6ヶ月かかることも珍しくありません。

治療の流れとしては、まず診査・診断を行い、手術で人工歯根を埋入します。その後、骨との結合を待ち、アバットメントを装着し、最終的に人工歯をセットします。

セラミック治療の期間

セラミック治療は、最短2回の通院で完了します。

セラミックの作成には1本につき1〜2週間かかるため、治療する歯が1本で、スムーズに予約が取れた場合は2週間ほどで治療が終わります。ただし、神経の治療が必要になったり、なかなか来院できない場合は、治療期間も長くなります。

治療の流れは、まず歯を削って型取りを行い、仮歯を装着します。その後、完成したセラミックを装着して治療完了となります。

治療期間中の配慮

インプラント治療では、治療期間が長いため、その分仮歯で過ごす期間も長くなります。

当院では、治療前にワックスアップや仮歯(プロビジョナル)を用いて、完成形を共有し、患者さまが納得してから最終的な治療に進むようにしています。治療期間中も、できるだけ快適に過ごしていただけるよう配慮しています。

費用と保険適用の違い

治療費用は、多くの患者さまが気にされるポイントです。

インプラントとセラミックでは、費用相場や保険適用の有無に違いがあります。

インプラント治療の費用

インプラントの費用相場は、1本30〜40万円です。

検査代や手術代などが含まれた合計金額となりますが、医院の設備や使用する素材、医師の技術などによって費用に幅が出ます。都心部では全国平均に比べて高くなる傾向があり、35〜55万円程度と考えておくといいでしょう。

インプラント治療は自費診療に含まれるため、費用が高額になります。ただし、医療費控除の対象となるため、確定申告によって費用の一部に対して還付が受けられる場合があります。

セラミック治療の費用

セラミック治療の費用は、使用するセラミックの種類や大きさによって異なります。

最も高価なオールセラミックの場合で、詰め物は4〜8万円、被せ物は8〜18万円が相場と言われています。その他、土台を作ったり神経を抜いたりする場合も実費負担となります。

セラミック治療も保険適用外のため、全額自己負担となります。ただし、インプラント治療と同様に医療費控除の対象となります。

費用対効果を考えた選択

費用だけで治療法を選ぶのではなく、長期的な視点で考えることが大切です。

インプラントは初期費用が高額ですが、適切なメンテナンスを行えば長期間使用できます。セラミックも、定期的なケアを行うことで、美しさと機能性を長く維持できます。

当院では、治療を無理に勧めることはなく、専門的な視点から最適な選択肢をご提案しています。

 

メリットとデメリットの総合比較

インプラントとセラミック、それぞれにメリットとデメリットがあります。

ご自身の状況に合わせて、総合的に判断することが重要です。

インプラントのメリット

インプラントの主なメリットは、天然の歯と同じようにしっかりと噛めることです。

周りの歯への影響がほとんどなく、見た目も非常に美しく仕上がります。一旦装着してしまえば、天然の歯と見分けが付かないほどの仕上がりです。また、顎の骨に刺激が伝わるため、骨の減少を軽減できる効果も期待できます。

インプラントのデメリット

一方、インプラントのデメリットとしては、自費診療のため費用が高額になることが挙げられます。

また、外科手術が必要なため、治療期間が長く、その分仮歯で過ごす期間も長くなります。金属アレルギーのある方は受けられない場合もありますが、近年は金属を使用しないインプラントを取り扱うケースもあります。

セラミックのメリット

セラミックのメリットは、自分の歯を残せることです。

金属アレルギーの方でも治療を受けられ、見た目が非常に自然で、変色もしにくいためきれいな歯が保てます。外科手術の必要がなく、治療の際に体に大きな負担をかけずに済みます。

セラミックのデメリット

セラミックのデメリットは、強い力がかかると割れやすいことです。

日頃から歯ぎしりなどをする方には向きません。また、治療の際に健康な歯を削らなくてはならないこともデメリットと言えるでしょう。保険適用外のため、他の素材を使用する場合よりも費用が高額になります。

適応症例と選択基準

最後に、インプラントとセラミックの適応症例と選択基準をまとめます。

ご自身の歯の状態に合わせて、最適な治療法を選びましょう。

インプラントが適している場合

歯根ごと失ってしまった場合は、インプラント一択になります。

また、歯根が残っていても、何らかの理由で抜歯が必要になる場合はインプラントが適していると言えます。周囲の健康な歯を削りたくない方や、入れ歯の違和感が気になる方にもおすすめです。

セラミックが適している場合

歯根が残っている状態であれば、セラミックを使用して詰め物や被せ物を作ることを優先します。

虫歯や外傷で歯の一部が失われた場合、歯の色や形を自然に整えたい場合、金属アレルギーが気になる場合、前歯や見た目を重視したい場合などに適しています。

総合的な判断が必要

治療法の選択は、歯根の有無だけでなく、金属アレルギーの有無、費用、治療期間、審美性へのこだわりなど、様々な要素を総合的に判断する必要があります。

当院では、前歯部の審美治療において数多くの症例を重ねてきた実績があります。テトラサイクリン歯の変色、前歯の隙間、歯の形や色の不調和、歯肉ラインの乱れなど、多様な悩みに対し、口元全体のバランスを重視した治療を行っています。

まずはお気軽にご相談ください。専門的な視点から、あなたに最適な治療法をご提案いたします。

まとめ

インプラントとセラミックの違いについて、6つのポイントで解説してきました。

インプラントは歯根を失った場合の治療法であり、セラミックは歯根が残っている場合の治療法です。見た目の美しさ、機能性、治療期間、費用、メリット・デメリット、適応症例など、それぞれに特徴があります。

大切なのは、ご自身の歯の状態や希望に合わせて、最適な治療法を選択することです。

当院では、「しっかり噛めること」「長期的に安定すること」まで考えた機能的な審美歯科治療を提供しています。マイクロスコープを活用した精密な処置、世界的に評価されている歯科技工士との連携、治療前のワックスアップや仮歯による丁寧なすり合わせなど、患者さま一人ひとりに合わせた自然な口元を実現しています。

前歯や口元にお悩みのある方、他院での治療結果に納得できなかった方は、ぜひ一度ご相談ください。治療を無理に勧めることはありません。専門的な視点から、あなたに最適な選択肢をご提案いたします。

かわさと歯科・矯正歯科では、長く安心して使える「機能美」のある歯を提供しています。まずはお気軽にお問い合わせください。

著者情報

かわさと歯科・矯正歯科 院長 川里 邦夫

 

資格・所属学会・団体

日本歯周病学会専門医・指導医

顎咬合学会認定医・指導医

SJCD(日本臨床歯科学会)認定医

歯科審美学会認定医

矯正歯科学会

口腔インプラント学会専門医・指導医

補綴歯科学会

臨床歯周病学会認定医・歯周インプラント認定医

接着歯学会

OJ正会員・フェローシップメンバー

AO(アメリカインプラント学会)

AAP(アメリカ歯周病学会)

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