インプラントのよくある質問 FAQ
2026年3月20日
インプラントのよくある質問 FAQ
Q1 インプラントに欠点はないのですか?
A 医学的な欠点はありませんが、それ以外で欠点は3つあります。
- 手術が必要。
外科的な手術が必ず必要です。ただし、手術中の痛みはほとんどありませんし、鎮静化で行うことも可能ですので、大きな欠点ではないです。
- 費用がかかる。
インプラントは高度医療のため、普通の歯科治療よりどうしても費用がかかります。ただ、インプラントの有用性、健康への寄与度などを考えると決して高い費用とは言えません。
- 期間がかかる。
通常のインプラントのケースでは、下顎で2〜3ヶ月、上顎で3〜4ヶ月かかります。
その他、骨を増やす方法(GBR法)や、上顎洞を持ち上げる手術をした場合は、さらに1~3ヶ月かかる場合もあります。
Q2 手術は痛かったり、腫れたりしませんか? 入院が必要ですか?
A 一般的に抜歯する程度の痛みです。手術後の安静は必要ですが、入院を必要とし ない場合がほとんどです。
手術時間は、埋め込む本数が1~2本であれば、正味30~50分くらいです。
術前投薬や血圧を測ったりなどの時間を入れても長くて1時間半くらいです。本 数が多い場合は、プラス30分くらいかかる場合もあります。

インプラントFAQ
Q3 手術後、外見上の問題はありませんか?
A はい。手術後、腫れることがありますが、腫れたとしても、それは外科的な刺激を加えたことに対する反応として腫れたので、異常なことではありません。腫れる確率は、大体1割から2割くらいです。もし腫れたとしても、数日から1週間で元に戻ります。
Q4 インプラント手術後の注意事項はなんですか?
A 手術自体は、通常のインプラントの場合は、手術侵襲(手術による体への刺激)が抜歯程度なので、それほど大げさな注意事項はありません。
具体的な注意事項としては、
- 手術部位は1週間~10日くらい歯ブラシはできません。専用のうがい薬でうがいして頂きます。手術部位以外は歯ブラシはできます。
- 抗生物質(化膿どめ)、消炎酵素剤を3日~5日くらい飲んで頂きます。
- 手術当日は、激しい運動や、お風呂、お酒は控えて頂いております。
- お食事は手術をしていない反対側でして頂きます。
- タバコは傷口の治りを遅らせます。術後3日くらいは、控えめにされたほうがいいです。
Q5 治療期間はどのくらいかかりますか?
A 手術方法が1回法か2回法かによりますが、最終的に咬めるまで3~12ヶ月程度です。

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Q6 誰にでもインプラントは可能ですか?
A はい。骨の状態で不可能なことはありません。
顎の骨の大きさや形状により不可能な場合は、骨を作って埋入します。(GBR・ソケットリフト・サイナスリストなど)
ただし、きちんとブラッシングのできない方は、不適応となります。
Q7 骨の量が少なくてもインプラントはできますか?
A はい。当院では、骨の少ない方には、骨を増やす方法(GBR法)や、上顎洞を持ち上げたり(サイナスリフト、ソケットリフト)、骨の幅が少ない方には、スプリットクレスト法など、様々な方法を使っております。手術ができない可能性は非常に低いです。

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Q8 インプラント治療が受けられない人は、どんな人ですか?
A 心臓病、重度の糖尿病、重度の骨粗しょう症、顎の骨が極めて少ない方などです。ただし、条件しだいでは、可能なことも多いです。
相対的禁忌症としては、歯ブラシが嫌いな方、ヘビースモーカー、検診にお越し頂けない方などです。
Q9 治療費はどれくらいかかりますか?
A 健康保険に適用されていません。
埋入するのに1歯30万、かぶせるのに1歯15万 を目安として下さい。

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Q10 一生もちますか?
A 残念ながら、無理です。自分の歯でさえ、もってないのに、インプラントも同様と考えて下さい。ただ、虫歯にはなりませんし、ご自分の歯よりは長い根をもった歯になります。
Q11 インプラントは必ず成功しますか?
A はい。インプラントが、骨と結合する(オッセオインテグレーション)率は、上顎のインプラントは98%、下顎のインプラントは99%以上です。骨と結合しない原因は、骨密度や糖尿病、歯周病菌による感染、喫煙などが考えられます。
Q12 歯が1本もない場合でも、可能ですか?
A はい、可能です。失った歯の本数は、関係ありません。歯が1本も残っていない患者さんには、ボーンアンカードブリッジといった上顎、下顎に6~8本のインプラントを埋入して、人工の歯を取り付けます。埋め込むインプラントの本数を少なめにして、磁石の義歯を入れる場合もあります。その場合は、インプラントに磁石を取り付けて、磁石の力で義歯を安定させるものです。ただし、オールオン4はおすすめしません。

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Q13 手術後に歯みがきはできますか?
A 手術をした部位の周辺は、1週間~10日くらいは歯ブラシは避けてください。傷口を縫い合わせている糸がほつれたり、傷口がくっつきにくくなるためです。歯ブラシの代わりに、うがい薬をお渡ししますので、食後と寝る前にうがいしてください。歯ブラシの代わりになります。
Q14 手術後、歯が入るまでの間は、歯が抜けたままなのですか?
A いいえ。前歯の場合は、絶対に仮歯を入れます。見た目が悪くならないようにするためです。奥歯の場合はケースバイケースです。奥歯は咬合力が強くかかるため、インプラントが、骨と結合するのを妨げる怖れがある場合は仮歯は入れません。ただ、どうしても仮歯をご希望の場合は入れます。
Q15 インプラントは何でも噛めますか?
A はい。インプラントの咬合力は天然歯に匹敵します。慣れるまでに、多少時間がかかることもありますが、おおむね何でも噛めます。噛みごこちや食感も天然歯とかわりません。
Q16 将来、体に影響はないですか?
A はい。インプラントは、チタンという材質からできておりますが、チタンが体に悪影響を及ぼすことはありません。
Q17 インプラント治療後は定期健診が必要だと聞きましたが費用はいくらですか?
A 定期健診の費用は、通常1万円くらいです。必要に応じてレントゲン撮影をした場合は、プラス1000円くらいになります。定期健診は、インプラントやご自身の天然歯を守るため、非常に重要です。

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Q18 インプラント治療後に他の歯が悪くなったら、やりなおさなくてはいけないの?
A 他の歯が悪くなった場合は、通常インプラントには関係ありませんので、インプラントをやり直す必要はありません。インプラントと天然歯を連結してかぶせることは、非常に少ないからです(原則していません)。
大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F
かわさと歯科・矯正歯科
院長 川里 邦夫
日本歯周病学会専門医・指導医
