歯肉剥離掻爬手術・フラップオペとは
2026年2月1日
歯肉剥離掻爬手術・フラップオペとは
ポケットが4mm以上(歯肉の中で下に4mm以上)だと、歯石は誰が除去しても取り残すと言われています。
それは、歯肉の内側までは外から見えないため、手探りで歯石を取らなければならないからです。目を閉じて取っているのと同じことです。
また、4mm以上の深さのため、歯肉が邪魔になって、器具が入っていきません。

歯肉剥離掻爬術
では、どうやれば歯石は取れるでしょうか?
歯肉を歯から剥がして、歯石が直接見えるようにして取ればどうでしょうか。
歯肉も邪魔になりません。こうすれば、誰が取っても、取り残すことはありません。

フラップオペ
治療費 上下顎とも1ブロックにつき各回8万円(税別)
(1口腔6ブロックのため、最大で6ブロック)
エムドゲインとは
歯周病によって失われた歯周組織の構成と機能を、完全に復活させるための歯周組織を再生誘導するための材料です。
歯周組織は、セメント質・歯根膜・歯槽骨からできています。
その歯周組織は、歯の発生期に分泌されるエナメルマトリックスたんぱく質により形成されます。
そのエナメルマトリックスたんぱく質を主成分としたブタ歯胚歯周組織使用再生材料が、エムドゲインです。

エムドゲイン

歯周組織
歯根膜・セメント質・歯槽骨を再生(完全に復活)させます。
他の方法では、この歯周組織の真の再生はできません。
( true periodontal regeneration )
適応症例としては、
1.垂直性の骨欠損
2.根分岐部病変
3.他の方法では、治療不可能な症例

エムドゲイン
治療費(保険適応外) 1ブロックに付き 8万円プラス材料代3万円
誘導組織再生療法とは?
歯周組織は、歯肉・歯根膜・歯槽骨・セメント質の4つから構成されています。
歯を抜いた場合や外科的に歯周組織にダメージを与えた場合、
4つの歯周組織のうち歯肉が一番早く再生し、スペースを余分に占領してしまいます。
また、他の3つの組織もそれぞれ治癒能力に差があります。
そのため、治癒後の状態は元々の状態・形態と異なります。簡単に言うと、歯を抜いただけだと、治癒後、陥没した状態になります。

歯周組織
4つの歯周組織のそれぞれの治癒能力・スピードをコントロールして、必要な組織を創り上げる方法が、誘導組織再生療法です。
それには、骨補填材を用いる方法と遮断膜を用いる方法があります。どちらも手術費用として、8万円(税別)かかります。
・骨補填材を用いる方法 (骨のできる場所を確保しておく方法・3~4年で自分の骨に置き換わる)
材料代 3万円(税別)

骨補填材
・遮断膜を用いる方法 (骨補填材の上をさらにカバーする方法)

遮断膜
材料代 3万円(税別)
大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F
かわさと歯科・矯正歯科
院長 川里 邦夫
日本歯周病学会専門医・指導医
歯のフラップオペ(フラップ手術)について
歯のフラップオペレーション(フラップ手術)は、歯周病治療の一つで、歯肉を一時的にめくり上げて歯根や歯槽骨の状態を直接確認・清掃する手術です。主に深い歯周ポケットや歯周病の進行が進んだ場合に行われます。
手術の流れ
- 麻酔:局所麻酔を行います。
- 歯肉の切開:歯肉を切開し、歯槽骨や歯根を露出させます。
- 清掃・除去:歯根の歯石や感染組織を徹底的に除去します。
- 歯肉の縫合:清掃後、歯肉を元に戻し縫合します。
メリット
- 歯周ポケットの深部まで直接確認・清掃できる。
- 骨の吸収や歯周組織の状態を正確に把握できる。
- 歯周病の進行を抑制できる。
デメリット
- 手術後の腫れや痛みが伴うことがある。
- 適切な術後管理が必要。
重要なポイント
- 手術は歯科医師の診断と計画に基づいて行われます。
- 術後のケアや定期的なメンテナンスが長期的な歯周病管理に不可欠です。
もし具体的な症状やご質問があれば、お知らせください。より詳しい情報やアドバイスを提供いたします。
エムドゲイン(Emdogain)は、歯科医療において使用される再生誘導材料の一つです。
主に歯周組織の再生を促進するために用いられ、歯周病治療や歯槽骨の再生手術などで利用されます。
【エムドゲインの特徴】
- 主成分は、羊の歊芽(エナメルマトリックスタンパク質)由来の成分です。
- 歯周組織の再生を促進し、歯槽骨や歯肉の回復を助けます。
- 手術時に歯槽骨や歯肉の欠損部分に塗布されます。
【効果と注意点】
- 適切に使用されると、歯周組織の再生率が向上します。
- アレルギー反応や感染リスクを避けるため、使用前に患者のアレルギー歴を確認します。
- 使用には専門的な知識と技術が必要です。
もし具体的な用途や副作用、適応症について詳しく知りたい場合は、お気軽にお尋ねください。
