2・3・4 Substitution

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2・3・4 Substitution

2025年7月16日

234 Substitution

 

開示すべき利益相反はない

かわさと歯科・矯正歯科

川里 邦夫

 

本発表について, 事前に患者の同意は得られている.

使用した材料は厚生労働省の認可されたものである.

 

【症例の概要】

患者30歳女性. 初診2019年9月. 主訴 : 前歯が凸凹している,  見た目をきれいにしたい.

所見 : 十数年前に21歯は外傷で欠損.  36歯は縁下カリエスのため保存不可能.  上下顎前歯の唇側に傾斜.

骨格性Ⅱ級.  口蓋隆起・下顎隆起が認められる.

【治療方針】 21歯が欠損しているため,  22歯23歯24歯を21歯22歯23歯に代用する

【治療計画】  ① TBI SRP  ② 14歯36歯44歯 抜歯  ③ 全顎矯正  ④ 再評価

⑤36歯インプラント埋入  ⑥ 口腔機能回復治療  ⑦ 再評価 ⑧SPT

初診時

初診時

初診時の口腔内写真・エックス線写真・歯周組織検査 (2019年 9月)

矯正治療開始時(2020年2月)

矯正治療開始時(2020年2月)

 

2 を 1の幅径に

3 の切縁を挺出し平坦化

4 の圧下

矯正中

矯正中

 

矯正治療終了時(2022年12月)

矯正治療終了時(2022年12月)

 

2 オールセラミック

3 ラミネートべニア

4 リンガルラミネート

2 オールセラミック3 ラミネートべニア 4 リンガルラミネート

2 オールセラミック
3 ラミネートべニア
4 リンガルラミネート

 

術前・術後

術前・術後

SPT移行時の口腔内写真・エックス線写真・歯周組織検査 (2023年 7月)

SPT移行時の口腔内写真・エックス線写真・歯周組織査 (2023年 7月)

 

【治療経過】 全顎矯正で上下前歯唇側傾斜を改善し,  36歯にインプラントを埋入した.

22歯23歯24歯を21歯22歯23歯の形態にするためと色調の調和のために補綴歯科治療を行った.

【考察】 22歯23歯24歯を21歯22歯23歯に代用するためには,  歯冠幅径と高径を矯正歯科治療にて調整し,

歯冠形態と色調を補綴歯科治療にて改善する必要がある.

 

【参考文献】

⚫ Vincent O. Kokichi Jr , Greggory A, Kinzer  Managing Congenitally Missing Lateral Incisors. Part 1 : Canine Substitution

JERD 2005, 17(1) : 5-10

⚫ Paniz G, Zarow M, Nart J, et al. Dual-Center Cross-Section Analysis of Periodontal Stability Around Anterior All-Ceramic

Crowns with a Feather-Edge or Chamfer Subgingival Preparation . Int J PRD 2020;40(4): 499-507

 

 

大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F

かわさと歯科・矯正歯科

院長 川里 邦夫

 

審美セラミック治療

 

治療名
セラミック治療
費用
1,060,000円(税込み)
内:オールセラミック1本/120,000円、矯正700,000円
治療期間
2年
通院頻度
1ヵ月 1~2回
そのほか患者様情報
56歳・女性
初診日 2020. 5.3.(4年経過症例)

治療内容

患者様の症状
20年前に上顎前歯に外傷を受け、他の歯科医院にて治療を受けたが、見た目が良くないとのことで再治療を希望された。
左上1はなかった。
治療法
全顎矯正し、オールセラミックにて既存の被せのやり直しを行なった。

左上1はなかったため、左上2で代用した。

治療結果
審美的な仕上がりで、患者自身も満足した。4年経過し良好である。
既存の修復をセラミックインレーにて改善した。

※治療結果は患者様によって個人差があります。

治療を行う上での 注意点 (リスク・副作用)

オールセラミックには欠け易いといったリスクがあるためナイトガードは必須である。

そのほか

咬合力が強いためナイトガードは必須である。

 

 

本症例は、日本顎咬合学会にて優秀賞をいただきました。

日本顎咬合学会

日本顎咬合学会

 

川里邦夫様

平素より日本顎咬合学会の活動にご協力を賜り、心からお礼申し上げます。

昨年6月開催の第42回日本顎咬合学会学術大会・総会の優秀発表者(ポスター)について慎重に審議いたしました結果、

川里様のご発表が「優秀発表賞」に選ばれました。

ここに謹んでご通知申し上げます。

つきましては、第43回日本顎咬合学会学術大会・総会にて表彰式を下記のとおり実施いたします。

ご多用中とは存じますが、万障お繰り合わせのうえご出席を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

【表彰式に関する出欠回答】

https://forms.gle/boeqFi2vSg3FQmpD7

回答期日:2025年3月28日(金)

【表彰式について】

表彰式では、賞状と盾の授与があり、ステージにてご登壇いただきます。

日時:2025年6月7日(土)17:15~18:15

会場:東京国際フォーラム

   地下2FホールE内企業展示エリアの特設ステージ

((集合)) 同日17時に特設ステージまでお集まりください。

※ 誠に恐縮に存じますが、第43回学術大会に参加登録のうえご出席いただくことになっております。

あらかじめご了承ください。

【Family Passについて】

今大会で開催します表彰式では、受賞者ご家族様にもご同席いただけるよう「Family Pass」を設けます。

(※ご家族様のご同行可能エリア:ホールE内「企業展示エリア」のみ)

Family Pass(事前申込制)お申込期間:2025年4月16日(水)より開始

お申込開始日近くなりましたら、お申込フォームを改めてご連絡いたします。

引き続き、よろしくお願い申し上げます。

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特定非営利活動法人日本顎咬合学会

学術大会事務局

TEL 03-3261-0474(平日10―17時)

E-mail gakujutsu@ago.ac

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「歯のサブスティチューション(substitution)」について

 

歯科において「サブスティチューション」とは、失った歯や欠損部分を補うために、人工の歯や義歯、インプラントなどを用いて置き換える治療方法を指します。

【具体的な方法】義歯(入れ歯):部分義歯や総義歯を用いて失った歯を補います。 インプラント:顎骨に人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着します。ブリッジ:両側の健康な歯を支えにして、失った歯の代わりに橋渡しのように人工歯を固定します。

【目的とメリット】噛む機能の回復:食事や会話の快適さを取り戻す。見た目の改善:自然な歯に近い見た目を実現。歯列の安定:隣接する歯の動揺や歯並びの乱れを防ぐ。

【選択のポイント】失った歯の数や位置、患者さんの口腔状態や希望に応じて最適な方法を選びます。コストやメンテナンスの面も考慮します。

【まとめ】歯のサブスティチューションは、失った歯を補うための重要な治療選択肢です。歯科医師と相談し、ご自身の状態や希望に合った最適な方法を決めることが大切です。

セカンドオピニオン/個別相談のご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
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