レングスニング(臨床的歯冠長増大術)とは
2024年4月12日
レングスニング(臨床的歯冠長増大術)とは
歯肉から見えている歯の高さを変える処置のことを言います。
なぜレングスニングが必要なのか??
補綴物(銀歯やブリッジなど)を入れるためには、
最低3.5mmの歯の高さ(土台)、2.0mmの補綴物の厚みがないと維持が難しいと言われています。
そこで、補綴物を入れる前にレングスニングをする事で歯の長さを確保することが可能になり、
よりしっかりとした補綴物を装着することができます。
<理想的な形態>
(例)下記の写真の場合、補綴物の厚みが無く、高さ(土台)が足りない為に仮歯が割れて
しまい、このままでは最終補綴物(銀歯)を作っても維持が難しいと判断した症例。
<実際にレングスニングを行った写真>
治療を行うにあたって・・・ ① 外科治療になります。
② 保険適用で、約1万前後
適応外でやく8万円
③ 治癒するのに約3ヶ月かかります。
大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F
かわさと歯科・矯正歯科
院長 川里 邦夫
日本歯周病学会専門医・指導医