抜歯窩保護手術って何??
2024年4月6日
抜歯窩保護手術って何??
歯を抜いた後の穴をそのままにしておくと、どうしても個人の治癒力や
骨吸収の具合によって骨や歯肉の再生に差が出てしまいます。
つまり、陥没したままになってしまいます。
それにより、
- 歯肉ラインが不揃いになる審美的な問題
- 食べ物が入り込むことによる不快感
- 歯肉の腫れ
- 修復補綴(ブリッジ人工歯・インプラント)作成時の問題
- ケア(歯ブラシ)の難しさ
が生じてきます。保護処置をすることにより、骨吸収を防ぎ、理想的な組織の回復が可能になります。
抜歯後の状態です。
何も処置しない場合は、3~5mm幅がなくなります。
骨充填剤です。
抜歯窩に(根のあった穴に)②の骨粉を入れます。
抜歯創用保護剤
(コラーゲン使用の創面保護及び内芽形成のためのもの)
です。
③の上に入れます。
縫合したら終了です。
この状態で3~6ヶ月治癒と再生を待ち、次の処置「欠損修復」に入ります。
手術費用 2万円(税別)
材料代 3万円(税別)
矯正装置の見え具合
裏側から矯正することも可能です。
見えませんが、舌感は表側より悪いです。
表側のほうが、仕上がりがいいです。
治療代は、25,000円 or 45,000円 or 70,000円 or です。
術前 補綴物除去時 矯正開始 歯肉ラインの調和
大阪市北区曽根崎新1-4-20桜橋IMビル4F
かわさと歯科・矯正歯科
院長 川里 邦夫
日本歯周病学会専門医・指導医